第4章 URIの仕様

URIの重要性

URI (Uniform Resource Identifier): リソースを統一的に識別するID

URIの構文

[URIスキーム]://[ユーザ情報]@[ホスト名]:[ポート番号]/[パス]/?[クエリパラメータ]#[URIフラグメント]

絶対URIと相対URI

・相対URIを絶対URIに変換するにはベースURIが必要である

・ベースURIの与え方には二種類ある。リソースのURIをベースURIとするか、明示的に指定するか

明示的に指定する場合は、以下のような感じ


    <html xmlns="http:///www.w3.org/1999/xhtml">
            <head>
                <title>test web page</title>
                <!-- このHTML文書内のベースURIはhttp://example.jp/になる -->
                <base href="http://example.jp/"/>
                ... 
            </head>
            ... 
        <html>
                

URIと文字

・URIのパスにはASCII文字が使用可能である

・それ以外の文字をURIに入れるには%エンコーディングを利用する

・%エンコーディングは使用している文字コードによって結果が異なるが、だいたいUTF-8である

・長さに制限はないが、Internet Explorerの2,038バイトまでという制限に倣う事実上の制限がある

さまざまなスキーム

(割愛)

URIの実装で気をつけること

・相対URIの解決と%エンコーディングの扱い(絶対URIとUTF-8を使え)

URIはURLとURNを含んだ名称
URI Identifier: リソースを識別するもの
URL Locater: リソースの場所を示すもの
URN Name: リソースの名前を示すもの -> Universalに一意ではない